不完全な今日の私
完璧な姿として「明日の私」をイメージする限り、「今日の私」は常に不完全なのです。とすれば、すなおに「不完全な今日の私」を認めて、出発するしかありません。
完璧な姿として「明日の私」をイメージする限り、「今日の私」は常に不完全なのです。とすれば、すなおに「不完全な今日の私」を認めて、出発するしかありません。
幸福度を決める要因は、まず遺伝による設定値が50%、環境による違い(財産、健康、器量、婚姻など)が10%です。そして、残りの40%は、自分の意図的な行動で決めることができるとされています。 環境による違いが10%の重みしかないのは、人は何にでも慣れてしまうという性質(快楽順応)を持っているためです。だから、収入のいい仕事についても、整形手術をしても、マンションを買っても、幸せなのはその一瞬だけなのです。
アルフレッド・アドラーはこういうふうに言います。幸せになるための答えを知っている。 それは何かというと「他の人を幸せにする」ことです。そして「そのための能力を身につける」ことです。
アドラー“実践”講義 幸せに生きる 知の扉 向後千春
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