世の中は思い通りにはいかない、だから気にしないで行くのだ、恋愛へ
真実と誤謬は、言語の属性であって、事物の属性ではない。だから、言語のないところには、真実も誤謬もないのである。
トマス・ホッブズ
『告白』は世界の物音を沈黙させる為にその物音の間に単純な真実の道を線引しようとしていた。『対話』は全てが沈黙する空間の内部において、ある言語を生み出そうと努める。
ミシェル・フーコー
これ(ルソーの『ルソー、ジャン=ジャックを裁く-対話』)は反『告白』である。そして、その中断したモノローグから、正体不明の障害物に突き当たって破裂する言語の逆流から生まれたかのようである。
ミシェル・フーコー
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