一人でも楽しめる、だったら誰とでもいれる。
武者小路実篤
僕が信用する人はどんな時でも、本音のあり場所を示す人だ。本当のことがわからない時は、わからないとはっきり言える人だ。
どこまでも勝ちぬき、どこまでも生きぬくためには、勇敢であることが必要なのだ。そして勇敢の第一の条件は生命を捨てるのを恐れずに戦うということだ。それも弱者のため、自分の保護を要求する人のために身を犠牲として戦う。これが勇敢なものの特質である。
よき友を持つものは、自分の方でもよき友に、なれるものでなければならない。自分だけが得することは、不可能である。
愛なくて人は生きねばならなかったら、人生は遂に地獄のなかの地獄である。
人生と言うものは、思わぬ時に道がひらけたり、閉じたりするものだ。
人生は楽ではない。そこが面白い。
まあいゝ 俺の一生を何かの役にたてて見せる ころぶ時があつても
一から一をひけば零である。人生から愛をひけば何が残る。土地から水分をとれば沙漠になるようなものだ。
私は思う。今が一番大事なときだ。もう一歩!ちゃんとものになっていた。そう言う事実を自分は何度か見た。
何にも特色がなくとも正直に働く人は、それは新しい世界の基礎になる。
この世に生きる喜びの一つは、人間の純粋な心にふれることである。
結婚は早すぎてもいけない、おそすぎてもいけない、無理が一番いけない、自然がいい。
まかぬ種子は生えぬと言うが、我等は不幸の種子をまかず、幸福の種子をまくように注意すべきである。
人間が死ぬ時の言葉は美しいと言われているのも、人間は死ぬ時は、自分のことを考えず、あとのことを考えるからである。
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